ネット動画を日常的に視聴する人が7割に。半数はスマホから見るも、画面サイズに不満【ソニーマーケティング調べ】

ソニーマーケティングは全国の20代~60代の男女1,030人を対象に、ネット動画の視聴に関する調査を実施した。

普段視聴するコンテンツ:「ネット動画」が7割まで伸長。「テレビ放送」(86%)に次いで2位に

普段視聴しているコンテンツについて3年前(グレー)と現在(オレンジ)を比較すると、テレビ放送や録画番組、DVD/ブルーレイの視聴は、横ばいもしくは低下傾向にある。一方、ネット動画の視聴は3年前から12.6ポイント伸長して69.6%となり、テレビ放送に次ぐ2番目となった。

ネット動画、約半数はスマホで視聴するも、画面サイズと画質に不満

普段視聴するコンテンツに「ネット動画」を選択した717人を対象に、ネット動画の視聴デバイスとして最も利用するものを聞いたところ、携帯・スマートフォンが46.7%、パソコンが37.1%となった。

ネット動画を携帯・スマートフォンで視聴すると答えた335人に、不満に感じることを聞いた結果がこちら。

「もっと大きい画面で見たい」(60.0%)、「もっといい画質で見たい」(46.9%)となっている。

「ネット動画をTVでも見たい」は68%。理由は「大画面」「リラックスできる」

ネット動画を携帯・スマートフォンで視聴しており、かつTVではネット動画を見ていない292人に、ネット動画をTVでも見たいかどうか視聴意向を聞いたところ、68.2%が「見たい」と回答した。

前項で、ネット動画をTVでも見たいと回答した199人に、その理由を聞いた結果は以下のとおり。

「大画面で見られるから」が86.4%、「リラックスして見られるから」と「通信速度・通信制限を気にしなくてよい」がそれぞれ48.7%となっている。

ソニーマーケティングではこの調査結果を受け、「TVはテレビ番組にとどまらず、ネット動画をはじめとしたさまざまなコンテンツを楽しむデバイスとして定着していく可能性が予想される」としている。

調査概要

  • 【調査対象】20歳〜69歳の男女
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年9月12日~9月18日
  • 【回答者数】1,030名
  • 【調査機関】マクロミル
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