O2O広告の市場規模予測、2023年には1,616億円に【サイバーエージェント調べ】

サイバーエージェントは国内のO2O広告(Online to Offline広告)について、2023年までの市場規模予測を発表した。

サイバーエージェントは国内のO2O広告(Online to Offline広告)の市場動向調査をデジタルインファクトと共同で実施し、2017年の市場規模推計および2023年までの市場規模予測を発表した。

*本調査における「O2O広告」の定義は以下のとおり:
実店舗を保有する企業もしくは店舗を販売チャネルとする企業が、来店促進および店舗での商品・サービスの販売促進を目的に出稿するインターネット広告

2017年後半に普及期入り。2023年には1,600億円規模まで成長

両社の推計によれば、2017年のO2O広告の市場規模は60億円となった。2015年頃よりサービス提供が開始されたO2O広告は、2016年から2017年前半にかけての試験的利用を経て、2017年後半に本格的な普及期を迎えたとしている。

2018年については対前年比2.25倍の135億円規模に達すると予測。その後も順調に成長を続け、2023年には1,616億円に達すると予測している。

両社では今後の課題として「位置情報を活用した来店計測の手法は、サービスを提供する事業者によりさまざまであり、今後業界統一的な評価方法の確立と普及が求められる」と指摘。このような課題の解決と位置情報活用の伸展により「ユーザーのオフライン行動を対象にした広告効果の可視化が進み、広告主企業においてはインターネット広告の新しい価値提供に対する認識が広がり、その活用がさらに進む」と予想している。

調査概要

  • 【調査対象】O2O広告市場
  • 【調査方法】インターネット広告業界関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
  • 【調査時期】2018年3月から6月
  • 【調査機関】デジタルインファクト
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