電通が日本最大級のビーコンネットワーク「Beacon Bank」運営のunerryと資本業務提携

全国56万台をネットワーク化、提携加速で最高水準の位置情報マーケティングを国内展開

電通は、日本最大級のビーコンネットワークを運営するunerry(ウネリー)と資本業務提携した、と3月28日発表した。電通は3月14日に資本業務提携を公表した位置情報マーケティングプラットフォーム開発の米国GroundTruth(GT)が保有する位置情報マーケティングプラットフォームと、ウネリーのビーコンネットワークを連携させ、精度が高い効果的な位置情報マーケティングを実現する。ウネリーは全国56万台のビーコンをネットワーク化した「Beacon Bank」を運営している。電通は企業との提携を加速させ、最高水準の位置情報マーケティングを国内で展開する。

ビーコンは街頭や店舗に設置された微弱な信号を発信する機器を指し、受信可能なスマートフォンに向けて信号の位置情報に応じたメッセージが配信できる。数メートル単位で位置情報が正確に分かり、地下やビルの階数など垂直方向の情報も計測可能。GTのプラットフォームとの連携によって、商業施設の最寄り駅にいたり、以前その商業施設を訪れたことがあったりするターゲット層のスマートフォンアプリに広告やクーポンが配信できるようにする。ウネリーのビーコン情報で商業施設の階数ごとに異なるクーポンの発行や、売り場ごとの来店計測も可能になる。

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