電通国際情報サービスがクラウド型のソーシャルメディア分析ツール「NetBase」販売

電通グループと連携して戦略立案・運用サポート・システムとの連携まで総合的に展開

電通グループでITソリューションの電通国際情報サービス(ISID)は、米国NetBaseが開発したクラウド型のソーシャルメディア分析ツール「NetBase」の販売を始めた、と1月13日発表した。NetBaseのライセンス販売とアジアでの販売を統括するNetBase Japanと業務提携して展開する。NetBaseのコンサルティングパートナーになっている同じ電通グループでデジタルソリューションサービスの電通アイソバーをはじめ、グループ各社と連携しながら、ソーシャルメディア分析の戦略立案から運用サポート、既存システムとの連携まで総合的に展開する。

ISIDがITソリューションを提供している製造業、金融機関、小売業など消費者向け事業を行う企業のソーシャルメディア分析での課題解決を目的にする。NetBaseは、企業をフォローするユーザーのSNSのIDを一括してダウンロードし、投稿データが容易に収集・分析でき、投稿者が自社ブランド以外にどのような事柄に興味・関心があるか分かる。投稿内にキーワードがなくても、ロゴなど特定の画像を含む投稿を解析対象にする。SNSの位置情報から特定地域で投稿されたデータだけを絞り込むことで、イベントのマーケティングにも活用可能になる。

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