20代後半女性が信頼する情報源は「友人・家族」「検索」「テレビ」【ADDIX調べ】

ADDIXは25~29歳の働く未婚女性500人を対象に「有職ミレニアル世代女性の情報収集に関する意識調査」を実施した。

ADDIXが運営する「BWRITE」(ブライト)は、日本のミレニアル世代の中心層である25~29歳の働く未婚女性500人を対象に「有職ミレニアル世代女性の情報収集に関する意識調査」を実施した。その結果を紹介する。

※ミレニアル世代: 1980年以降に生まれ、2000年代に成人あるいは社会人になった層を指す。インターネットが普及した環境で育った世代であり、デジタル・ネイティブとも呼ばれる。

信頼する情報源は「友人・家族」「検索」「テレビ」

「あなたがもっとも信頼し、重視している情報源はどこからのものですか?」(単一回答)の質問に対して、1位は「友人・家族」(16.6%)であった。ついで「Google検索/Yahoo!検索」(12.4%)、「テレビ」(11.8%)となっている。

回答からは、インターネットの存在が当たり前の世代であっても、親しい人たちやテレビなどオフラインの情報もバランスよく参照しているようすがうかがえる。

ファッションやコスメの情報は「店頭」「雑誌」から。コスメでは「口コミサイト」も

カテゴリーごとに情報源を複数回答で聞いたところ、「ファッション」と「コスメ」、「フード・グルメ」と「旅行・おでかけ」に、それぞれ共通の傾向がみられた。

まず、ファッションとコスメではいずれも「店頭」「雑誌」がトップ2を占めた。

ファッションの調査結果
コスメの調査結果

コスメに関しては3位の@コスメなど「口コミサイト」も有力となっている。また「Instagram」がファッションで4位、コスメで5位に入っている。

フード・グルメ、旅行・お出かけともに「テレビ」「友人/家族」が有力

「フード・グルメ」と「旅行・おでかけ」についてはいずれも「テレビ」が1位となり、「友人/家族」からの情報も上位となっている。

フード・グルメの調査結果
旅行・おでかけの調査結果

フード・グルメ情報では、食べログなどの「口コミサイト」が3位となっており、2位の「友人/家族」と合わせて、実際に食べた人の感想が重視されている。

一方、旅行・おでかけ情報では2位が「Google検索/Yahoo!検索」となっている。また4位に「雑誌」、5位に「書籍・本」が入っており、他のカテゴリーに比べ、紙媒体からの情報収集が多い傾向が見られる。

雑誌を「1か月に1冊以上読む」は35.6%。「まったく読まない」が25.6%

前項でも上位に入った「雑誌」に関して、購入の有無に関わらず、雑誌をどのくらい読むのかを聞いた結果がこちら。

雑誌を1か月に1冊以上読んでいる人が全体の35.6%を占める一方、雑誌はまったく読まないという回答も25.6%に上った。

雑誌をどのように読むかを複数回答で聞いたところ、紙の雑誌を購入して読むパターンがもっとも多く、雑誌を読む人のうち60.3%を占めた。次いで、紙の雑誌を美容院や飲食店などで読む(44.3%)、紙の雑誌を書店やコンビニで読む(23.7%)が続く。

なお、電子書籍の読み放題サービスを利用して雑誌を読んでいる人は購入者の9.3%、個別の電子書籍を購入して読んでいる人は3.7%で、20代後半女性において電子書籍で雑誌を読む行為は定着していない。

調査概要

  • 【調査対象】1都3県に居住する有職の25~29歳未婚女性
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年2月9日~2月21日
  • 【回答者数】500名
  • 【調査主体】ADDIX
  • 【調査機関】ジャストシステム「Fastask」

回答者の属性は以下のとおり:

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