スマートフォンの広告効果測定データ基盤「ART DMP」が「AdCorsa」「AppAmore」と連携

リアルタイムに自動でデータ連携、計測・ユーザーセグメント設計・配信が一括して可能

山川 健(Web担 編集部)

2018年2月16日 7:00

アプリマーケティングのD2C Rは、同社のスマートフォン向け広告効果測定データ基盤「ART DMP(アートディエムピー)」が、インターネット広告のGlossomの動画広告ネットワーク「AdCorsa(アドコルサ)」と、広告事業のSupershipの広告プラットフォーム「AppAmore(アップアモーレ)」と連携を始めた、と2月15日発表した。SDK(ソフト開発キット)で計測したIDFAなどのユーザーデータをART DMPに蓄積してセグメントを作成し、AdCorsaやAppAmoreでターゲティング配信できる。IDFAは「iOS」アプリで利用する広告用の端末識別IDを指す。

今回の連携によって、リアルタイムに自動でデータ連携が実現し、計測からユーザーセグメントの設計、配信まで一括してできるようになる。DMPはデータマネジメントプラットフォームの略で、ウェブ上のさまざまな大量のデータを蓄積・分析し、広告配信などでの活用を可能にするデータ基盤を意味する。ART DMPは、蓄積・分析したデータを提携先の広告ネットワークやソーシャルメディアなどに提供。ユーザーの維持を図るリテンション広告配信への利用を可能にし、アプリ事業者のより効果的・効率的なプロモーションを支援する。

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