BtoC企業の68%がデジタルトランスフォーメーションが重要と認識するが、実行完了は12%にとどまる【電通デジタル調査】
電通デジタルは、Forrester Consultingに委託し、日本における企業のデジタル化の進展状況について約350社を対象とした調査を実施。
2017/12/25 7:00
電通デジタルは、日本における企業のデジタル化の進展状況について約350社を対象とした調査「日本のデジタルトランスフォーメーションおよびデジタルマーケティングに関する実態調査(2017年度)」を実施した。本調査は、Forrester Consultingに委託したものである。調査レポートより一部調査結果を紹介する。
① 企業の68%が、自社のデジタルトランスフォーメーションの重要性を認識する一方、一旦実行完了している企業は12%にとどまり、約半数が未着手
② 経営トップはCMO(Chief Marketing Officer)およびCDO(Chief Digital Officer)の今後のリーダーシップに期待を寄せている
③ デジタルトランスフォーメーションが進んでいる先進的な企業では、組織・テクノロジー・顧客体験の変革に着手
④デジタルトランスフォーメーションが進んでいる先進的な企業の約9割が外部パートナーを活用
⑤ 今後1年間におけるマーケティングの主要課題は「顧客中心主義の推進」
調査概要
- 調査対象者: 日本国内の企業(BtoC)所属者
- 調査対象者数:354名
- 調査対象者の業種: ①耐久財(自動車・家電・不動産) ②消費財 ③金融 ④交通・物流 ⑤小売 ⑥インフラ(情報通信・教育・医療) ⑦トラベル(旅行)・ホスピタリティ
- 調査対象者の所属: 経営トップ、IT、マーケティング、戦略・経営企画、広報
- 調査対象者の役職: 経営者・役員クラス、本部長・部長クラス、課長クラス、主任・係長クラス
- 調査時期: 2017年6月~8月
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