CDNetworksがCDNの新機能で「HTTP」の新バージョン「HTTP/2」に対応して提供を開始

ウェブサイトを高速化、ウェブサーバーの設定変更は不要、最新のブラウザ環境に適合

コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスのシーディーネットワークス・ジャパン(CDNetworks)は、CDNの新機能で通信プロトコル「HTTP」の新バージョン「HTTP/2」に対応して10月に提供を始める、と10月3日発表した。従来の「HTTP/1.1」の課題を改善し、ウェブサイトを高速化する。HTTP/1.1は非同期のHTTPリクエストやリクエストごとに発生するヘッダーの重複転送がウェブのパフォーマンスを低下させていた。

CDNプラットフォームをHTTP/2を対応させることで、「IE11」など最新のブラウザ環境に適合する。HTTP/2はブラウザとCDNサーバーの間に適用し、この区間でブラウザ表示を高速化するため、ウェブサーバーの設定変更は不要。ただ、HTTP/2はブラウザとサーバーの双方に適用が必要で、旧ブラウザの利用だと引き続きHTTP/1.1の通信となる。CDNetworksのCDN(ウェブ高速化サービス)を利用している場合が対象となる。

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