サイバーエージェントが動画広告のブランドリフト効果を可視化する「VS」を提供、第一弾はYouTube広告

動画広告の配信実績から関連性のある構成要素を抽出し、分析を行って最適化
岩佐 義人(Web担 編集部) 2016/11/15 17:24

インターネット広告のサイバーエージェントは、動画広告におけるブランドリフト効果(広告に触れた人の効果が触れなかった人より上がったこと)を可視化するクリエイティブの最適化ソリューション「VS(バーサス)」の提供を開始する、と11月15日発表した。「VS」は、動画広告の配信実績からブランドリフトに関連性のある構成要素を抽出し、クリエイティブ分析を行って最適化することで、企業のブランドリフト効果の向上を実現する。VSを活用した第一弾として、YouTube TrueViewインストリーム広告におけるブランドリフト効果の可視化を可能にした。

VSのクリエイティブ分析は、動画の冒頭と末尾3秒のクリエイティブ構成をタグで要素分解しデータベース化する。クリエイティブの要素データとサイバーエージェントが蓄積しているブランドリフト実績値をベースに統計モデルを作成し、結果を基にクリエイティブを最適化する。今後はYouTube広告以外にもさまざまなメディアとの展開を進め、広告効果の最大化を図っていくという。

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