サイバーエージェント、人工知能によるチャットプラットフォーム「AI Messenger」提供

新たに設立した事業子会社が展開、ユーザーが入力した自然文から当てはまる回答を提示

インターネット広告のサイバーエージェントで広告技術サービス開発を手掛ける組織、アドテクスタジオは、7月1日に設立した人工知能活用のチャットボット事業子会社、AIメッセンジャーを通して人工知能を使ったチャットプラットフォーム「AI Messenger(エーアイメッセンジャー)」の提供を始めた、と同日発表した。ウェブ上で実店舗と同じような接客や、企業とユーザーを1対1でつなぐ最適なコミュニケーションを目的にする。チャットボットは、自然言語で人とコミュニケーションするコンピュータプログラムを意味する。

自然言語処理技術に基づいた独自の会話エンジンに基づいて開発した。このエンジンは、商品に関する質問や相談に対して人と会話するように回答でき、簡単な雑談にも返答する。AI Messengerはユーザーが入力した自然文から条件を自動で抽出し、FAQ(よくある質問と回答)データベースリストから当てはまる回答を示す。メールや電話の問い合わせと比べ、企業は回答スピードの短縮化と効率化が可能になる。新たに立ち上げた事業会社の社名はAIメッセンジャー。資本金1000万円でサイバーエージェント子会社が100%出資した。

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