さくらインターネットが住宅向けIoT企画開発の新会社「S2i」をシステムソフトと設立

第1弾はホームセキュリティで重要な「スマートロック」、未入居物件に設置して稼働

インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、賃貸斡旋事業のアパマンショップホールディングスグループでシステム開発・ウェブマーケティング支援のシステムソフトと業務提携し、住宅向けIoT(モノのインターネット)に特化したサービス・製品の企画開発を行う共同出資の新会社「S2i(エス・ツー・アイ)」を設立する、と4月20日発表した。サービス・製品の第1弾としてホームセキュリティで重要になる「スマートロック」を扱う。自社開発に限定することなく共同開発や海外製品のローカライズなど住宅の居住・不動産価値を高める活動を進める。

S2iは東京都千代田区に置き、5月に立ち上げる。資本金は2000万円で、さくらインターネットが47.5%、システムソフトが52.5%出資する。スマートロックは、通信環境とデータの保存や処理システムを一体にして提供するさくらインターネットのIoTプラットフォーム「さくらのIoT Platform」を実装。スマートロック自体が、Wi-Fiやスマートフォンを経由することなく3G・LTE回線を通じてさくらのIoT Platformに接続する。アパマングループと業務提携し、未入居物件に設置して稼働させる。未入居時にも通信でき、空室時の防犯対策や仲介業務の負担軽減に役立つ。

さくらインターネット
https://www.sakura.ad.jp/

システムソフト
http://www.systemsoft.co.jp/

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