UEIとさくらインターネットが業務提携、ディープラーニングクラウドASP事業を開始

深層学習ソフトウェアのインフラとしてさくらインターネットのプラットフォームを採用

岩佐 義人(Web担 編集部)

2016年3月18日 19:26

ネットワークコンテンツ企画・開発のUEIとインターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、業務提携し、ディープラーニング(深層学習=システムが事象の認識や分類を行う機械学習)時代に即したクラウドASP事業を開始する、と3月17日発表した。UEIはソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)との共同で深層学習を研究し、オープンソースソフト「DEEPstation」を発表している。ディープラーニングへの多様な期待から、Web上から手軽に活用できるASP型サービスの提供への要望が高まり、深層学習ソフトウェアプラットフォームのインフラとして、さくらインターネットの高火力コンピューティングプラットフォームを採用することになった。

DEEPstationはWebから手軽に扱うことができるため、複数の大学や企業の研究機関が活用している。DEEPstationは、プログラミングの知識がなくても深層学習を試すことができる。さくらインターネットの高火力コンピューティングと組み合わせたASPサービスを利用することで、AI(人工知能)の専門家以外でも、深層学習AIのパワーを活用できるようになるという。ディープラーニングクラウドASP事業は、4月からサービスを開始する。

UEI
http://www.uei.co.jp/

DEEPstation
https://deepstation.jp/

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

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