2015年の動画広告市場は前年比160%の506億円の見通し、インストリーム広告が全体の約7割占める
インターネット広告のサイバーエージェントは、シード・プランニング デジタルインファクトと共同で、国内動画広告の市場動向調査を行い、10月27日、調査結果を発表した。2015年の動画広告市場は、前年対比約160%の506億円に成長する見通しで、うちスマートフォン比率は全体の46%になり、2016年には過半数、2017年には1,000億円を突破し、2020年には2,000億円規模に達する見通しとなった。2015年の広告商品別動画広告は、インストリーム広告(インターネット動画広告)は全体の約7割を占めていた。調査は動画広告業界関連事業者へのヒアリングおよび公開情報、サイバーエージェントとシード・プランニングが保有するデータを参考に実施。市場規模は広告主が支出する広告費を対象に算出した。
スマートフォンによるユーザーの動画視聴時間は引き続き増加傾向にあり、若年層を中心にさらに高まる傾向がある。10代のスマートフォンによる動画接触率はPCを上回り、テレビと同水準に近づきつつある。テレビCMを出稿する企業は、若年層とのコミュニケーション手段として、スマートフォン向け動画広告の活用が進むなど、テレビCMとの併用ニーズが高まりつつある。コンテンツとコンテンツの間に表示するインフィード広告の成長も著しく、2015年は前年比331%の53億円となった。2016年には188%成長の100億円規模に到達する。動画広告商品の需要はインストリーム広告が主流となるいっぽう、インフィード広告の比率が拡大していく見込みとなっている。
サイバーエージェント
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CyberAgent AD.AGENCY
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国内動画広告の市場調査
http://www.cyberagent.co.jp/files/topics/11208_ext_04_0.pdf
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