博報堂行動デザイン研の東京とASEAN都市調査で日本は行列が嫌いな半面待てる時間最長

行列が嫌いでも気になる物には並んでしまう日本人の意識と行動のギャップが浮き彫りに

博報堂の専門組織で生活者の行動喚起に関する分析などを手掛ける博報堂行動デザイン研究所は、東京と東南アジア諸国連合(ASEAN)5都市の生活行動比較調査を実施し、第1回レポートとして「行列」に対する意識と行動についてまとめ、9月17日に発表した。日本(東京)では行列が嫌いな半面、「人気のレストラン」「遊園地のアトラクション」「話題のケーキ・アイス・パンのテイクアウト」で待てる時間はトップだった。行列嫌いにも関わらず、気になる物には並んでしまう日本人の意識と行動のギャップが浮き彫りになった。

調査は東京、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタ、ホーチミンで7月に20歳~69歳の男女にインターネットで行った。サンプルは各国500人。日本人は「行列に並んで待つことをどう感じるか」と「行列に並ぶほうか」の質問への回答で「並ぶことに抵抗感がある」57.2%、「並ばない」47.4%でどちらも他の都市より多かった。その一方で待てる時間は「人気のレストラン」31.6分、「遊園地のアトラクション」48.5分、「話題のケーキ・アイス・パンのテイクアウト」19.7分で、いずれも各都市で最も長かった。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂行動デザイン研究所
http://activation-design.jp/

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