大日本印刷、商品ブランドを捉える「ブランドキズナ診断」でコンサルティングサービス開始

特定ブランドの商品ラインアップ「ブランドライン」分析を加えて顧客目線で戦略策定を支援

山川 健(Web担 編集部)

2014年10月31日 19:54

大日本印刷(DNP)は、企業の商品ブランドの価値を生活者の評価に基づいて捉える「ブランドキズナ診断」の新サービスとして、商品ブランドの育成を支援する「ブランドキズナ・コンサルティングサービス」を10月30日に始めた、と同日発表した。ブランドキズナ診断に特定のブランドの商品ラインアップ「ブランドライン」の状況を捉える新たな分析を加え、顧客目線でのブランド戦略策定をサポートする。調査開始から戦略策定まで約4ヵ月を想定し、調査費を含んで1ブランド1500万円から。

このサービスは、ブランドキズナ診断を活用し、アンケートでブランドラインごとの強みや役割を分析してブランド育成方針の策定を支援する。個々のブランドラインがブランド全体の価値向上に貢献しているかや、価値を広げられるブランドラインなど、さまざまな視点で注力するブランドラインを捉える。消費財メーカーなどに向けて展開し、2015年度に3億円の売り上げを目指す。ブランドキズナ診断は、顧客とのコミュニケーション状態を分析してブランド育成に向けた課題や強みを抽出する。

大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/

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