日本オラクル、運用管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」提供
複数のデータベースの一元管理やデータベースのセキュリティ強化などの新機能を追加
2014/7/16 21:07 レンサバ/システム
日本オラクルは、プライベートクラウドの迅速な展開を支援する同社の運用管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 12c」の最新版「Release 4」の提供を7月15日に始めた、と同日発表した。複数のデータベースの一元管理、プライベートクラウドの構築・管理、データベースのセキュリティ強化の新機能を追加した。複数のデータベースの稼働状況を一元的、長期的に管理・分析できる新機能「Automatic Workload Repository(AWR)Warehouse」を搭載した。
AWR Warehouseは、データベースのパフォーマンスチューニングで必要になる稼働状況や適正な状態に保つための情報が、一元的に長期で管理可能になる。システムを構築する際にシステムリソースや処理性能を見積もって最適な構成を計画するキャパシティプランニングの正確性を高められる。セキュリティの強化では、管理対象にあるデータベースに含まれる機密性の高いデータを体系的に発見し、保護する機能「エンタープライズ・データ・ガバナンス」を加えた。
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