ペイパル、オンラインショップ運営者を不正取引から守る「セラープロテクション」を提供開始

有形商品の不正取引において、適用条件を満たせばペイパルが支払い金額を負担する

決済サービスのPayPal(ペイパル)は、オンラインショップを運営する事業者を不正取引から守る「セラープロテクション(売り手保護制度)」を10月11日に提供開始した。

セラープロテクションとは、有形商品の取引において、買い手がペイパルで商品を購入し、買い手から未承認取引や商品未受領に基づくクレーム、チャージバック、支払いの取り消しがなされた場合、適用条件を満たせば売り手に代わって、ペイパルが支払い金額を負担するプログラム。

セラープロテクションの適用条件は以下のとおり。

  • ペイパル(請求書ツール、ウェブペイメントスタンダード、エクスプレスチェックアウト)による支払いであること
  • 発送可能な有形商品であること
  • 買い手のペイパルアカウントから支払われたこと
  • ログイン後の画面に表示される「取引の詳細」に表示されている配送先住所に商品を発送していること
  • ログイン後の画面に表示される「取引の詳細」にセラープロテクションの対象、または一部対象であると記載されていること
  • 何らかの理由により顧客の資格要件が停止されていないこと

商品が届かないとクレームがあった場合は、適用条件とは別に、請求金額によって次の書類も必要となる。

請求額が2万8,000円未満の場合は、商品が発送済みであることを示すオンライン上の追跡情報。請求額が2万8,000円以上の場合は、商品が受領印/署名により配達されたことを示すオンライン上の追跡情報。また、未承認の支払いに対するクレームがあった場合は、商品が発送済みであることを示すオンライン上の追跡情報が必要になる。

売り手を保護するプログラムを提供する一方で、ペイパルでは、買い手を保護する「ショッピングプロテクション」も提供している。

セラープロテクション
https://www.paypal.jp/jp/contents/support/faq/faq-060/

ペイパル
https://www.paypal.jp/

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