Web関連13社、自治体行政サービス情報の標準メニューを公開する「OpenUMプロジェクト」サイト開設

標準メニューに関する情報はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスなどで無償公開

岩佐 義人(Web担 編集部)

2011年10月4日 0:04

Web関連会社など13社は、市区町村などの自治体による子育てや介護など、行政サービスのメニュー情報を簡単に検索、活用可能な標準化、オープン化の仕組み(ユニバーサルメニュー)を共同で開発する「OpenUMプロジェクト」を組織し、同プロジェクトのWebサイトを10月3日開設した、と同日発表した。開発したユニバーサルメニューに関する情報は合理的な著作権利用の拡大を図る団体「クリエイティブ・コモンズ」の定める「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)」などで無償公開する。

OpenUMプロジェクトのWebサイトは、ユニバーサルメニューにかかわる資料を公開し、CCライセンスの条件の下で自由に利用できるようにしている。行政サービスに関するWebサイトのコンテンツをテンプレートとして無償ダウンロードが可能。また、OpenUMプロジェクトメンバーが調査した自治体サイトに関する調査結果や海外の事例、最新のネット業界動向などを随時公開していく。

OpenUMプロジェクト
http://www.asukoe.org/openum/

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