DAC子会社調査、スマートフォンユーザーは8割近くが1日1回以上ネットにアクセス

iPadは自宅での利用が中心、スマートフォン・iPadでゲーム機やテレビ利用が減少

インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、子会社でモバイル広告、リサーチ事業のスパイアが実施したスマートフォンや「iPad」などの新しい情報機器の利用実態調査の結果を9月24日発表した。一般の携帯電話、スマートフォン、iPadの各ユーザー像では、各機器で1日1回以上インターネットにアクセスする割合はスマートフォンが77%、iPad60%で、一般携帯電話の約30%を大幅に上回っていた。

各機器のインターネット利用割合を時間帯別にみると、スマートフォンはほとんどの時間帯で一般携帯電話より高く、常時端末に触れている様子がうかがえた。iPadは夜の割合が高く、休日はすべての時間帯で平日より多いことから、自宅での利用がメーンになっている実態が明らかになった。

機能やサービスの利用状況では、スマートフォンは検索、地図、サイト閲覧が多く、iPadは検索、地図のほか、電子書籍、動画が中心。中でも電子書籍は利用率が5割を超え、スマートフォンや一般携帯電話を大きく引き離した。一般携帯電話は写真閲覧・撮影が多かった。

スマートフォン、iPad購入後の変化としてゲーム機やテレビ、自宅PCの利用が減少。iPadでは、モバイルPCを使う機会が大幅に減少していた。調査は8月に実施。調査対象はスマートフォン利用者1217、スマートフォンを除く一般携帯電話1200、iPad100サンプル。インターネットによるターゲットリサーチで行った。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム
http://www.dac.co.jp/

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