SEM(検索エンジンマーケティング)のアウンコンサルティングは、検索エンジンマーケティングの代表的な手法、SEO(検索エンジン最適化)の国内市場規模予測を1月20日発表した。2009年のSEOの国内市場規模は約163億5000万円で、前年の試算を上回る25.7%の成長を記録した。2010年のSEOの市場規模は190億円規模と試算。2013年には265億円規模に成長すると予測した。
2009年は、世界的不況によって広告費が抑制傾向にある中、広告費をSEO対策に移行させる動きが見られた。同年の市場内訳では、アウトソーシングが成功報酬型サービスの拡大などから前年比36%増の60億5000万円だった。外部に委託しないで企業内でSEO業務を完結させるインハウスは、対策の重要性が理解され同25%増の84億1000万円。外部業者が製作したソフトを自社サイトに適用するツールのカテゴリーも、同5%増の18億9000万円。いずれのカテゴリーも伸びていた。
2010年以降も市場は拡大。2009年同様、抑えた広告費をSEO対策に移行させる傾向が続き、SEOの認知が中小企業にまで浸透。継続的な外部発注や海外展開を図る企業の増加や、多言語SEOサービスへのニーズ拡大などによって、2013年まで年間10~20%の成長が続く、と予想している。
アウンコンサルティング
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