モバイルソリューション事業のIMJモバイルは、同社が行った「モバイルの新サービス・新技術に関する意識調査」の結果を6月23日発表した。スマートフォンについては、iPhoneの認知率が8割を超える一方、Android、BlackBerry、Windows Mobileは約2割にとどまった。しかし、認知者の購入意向率は、iPhoneよりもその他スマートフォンの方が高かった。NTTドコモが2008年11月にサービス開始したiコンシェルは、約6割のドコモユーザーに認知され、約2割のユーザーが経験。利用経験者の約半分に継続利用の意向があった。
調査では、ユーザーが通信速度向上に高い関心を持っていることもわかった。約8割のユーザーは月額料金が変わらなければ通信速度が速い端末への切替えを志向。IMJモバイルは、携帯キャリアが現在取り組んでいるLTE(新しい高速データ通信の規格)など通信速度向上技術がユーザーに支持されることを示唆している、と分析。通信速度アップはモバイルサイト閲覧機会の増加に寄与し、タッチポイントとしての携帯電話の重要度は今後一層高くなることが推察できるという。
調査は、携帯電話の新技術や新サービスをユーザーはどのように受け止めているかを知るため、iコンシェル、位置情報サービス、スマートフォン、LTEについて、ユーザーの期待や利用実態について調べた。15~49歳の男女携帯電話ユーザーを対象にインターネットで6月5、6日に実施。有効回答数は828件。
IMJモバイル
http://www.imjmobile.co.jp/
モバイルの新サービス・新技術に関する意識調査結果
http://www.imjmobile.co.jp/news/file/pdf/report/20090623.pdf
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