オリコムがネットで申し込む交通広告の販売開始、首都圏向けに諸費用のセット商品も
2008/1/24 17:41 マーケティング/広告
電車の中吊り広告のオリコムは、インターネットで申し込む交通広告サービス「交通広告1・2・3(ワン・ツー・スリー)」の販売を開始した、と1月23日発表した。交通広告を利用したことのない企業向けに、申し込み、媒体確保、原稿制作、掲出までをワンストップで提供。ネット専用商品として、首都圏を掲出エリアに原稿制作費と印刷費、媒体費をパッケージにした「東京中づり広告セット」の販売を始めた。同セットは首都圏地区で手軽に広告活動を行いたい小規模企業用で、広告実施規模とエリアに合わせて100万円、200万円、500万円の3コースがある。
交通広告は、ポスターやPOPを車両や駅に手作業で取り付ける必要があり、掲出時期や期間、素材・形状などが電鉄各社や路線によってさまざま。交通広告の経験の少ない企業にはキャンペーンの実施は困難だったという。「交通広告1・2・3」は同社のノウハウで媒体選定やパッケージ商品の開発を行い、実施したことがない企業も手軽に交通広告を利用できるようにした商品。交通広告出稿企業のすそ野を広げる狙いがある。
東京中づり広告セットは、同社のインターネット専用商品の第1弾。フォーマット化した広告原稿をカスタマイズし、印刷から掲出までを一貫して行える。100万円コースは都営地下鉄大江戸線と都営地下鉄もう1路線の計2路線にB3ポスターを1週間掲出、200万円コースは小田急線と京王線の計2路線にB3ポスターを1週間掲出、500万円コースは東急線、小田急線、京王線の計3路線にB3ポスターを1週間掲出する内容。
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