スパイスボックス、行動ターゲティング技術を活用したウェブサイト最適化サービスを販売

スパイスボックスは、米国エックスプラスワン社(旧ポインデクスター社)の提供する、行動ターゲティング技術を活用したウェブサイト最適化サービス「Site+1」の販売を日本国内で開始する。

同サービスは、行動ターゲティング技術を活用した日本初の「オンサイトオプティマイゼーション(以下OSO)」サービスだ。OSOとは、LPO(ランディングページオプティマイゼーション)と、レコメンデーション機能を包括した概念で、ユーザーの接触データを基にクラスタリング(分類)を行い、各ユーザーに対して、ウェブページを最適化して表示する考え方だ。

企業サイトやECサイトのページ最適化には、あらかじめ複数のランディングページを用意してランダムにテストを行い、それぞれのページの効果測定から最適なランティングページを探しだすLPOがある。LPOでは、テスト時にはランダムにページが配信されるが、テスト後はすべてのユーザーに同一のページが配信される。

今回、スパイスボックスが日本で販売するSite+1は、従来のLPOの手法と異なり、サイトを訪れるユーザーの行動属性(アクションや訪問時間、訪問回数、接続地域など)に基づいてクラスタを自動生成し、それぞれのユーザーに最適なページを配信して最適化する。

同サービスでは、従来からあるレコメンデーション機能のように、ユーザーが各サービスにログインする必要がなく、ユーザーの行動属性によってパーソナライズ化を実現する点が特徴だ。各クラスターにとって、訴求力の高いページを自動的に判別して配信することで、ユーザーが訪問した際の直帰率、途中離脱率を減少させ、購買などのユーザーアクションに繋げてコンバージョン率の最大化を行う。

スパイスボックスでは、8月より一部広告主に対して試験提供を行い、今秋以降に本格的なサービス開始を予定している。

スパイスボックス
http://www.spicebox.co.jp

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