日本ネット経済新聞ダイジェスト
日本ネット経済新聞ダイジェスト

KDDIがグルメ・ワイン・コスメなど定期販売「auおまかせショッピング」 年度内に会員10万人へ

定期販売サービスの名称は「auおまかせショッピング」、コンセプトは「専門家が厳選した商品を毎月届ける」
「auおまかせショッピング」トップ画面

KDDIは8月22日、食品や化粧品の定期販売型通販を開始した。

商品は専門店各社と提携して調達。自社のスマートフォン(スマホ)利用者を中心に販売する。

音声通話やデータ通信が頭打ちとなる中、新たな市場としてネット通販に力を入れる。今年度中に10万人の会員獲得を見込む。


定期販売サービスの名称は「auおまかせショッピング」。現在、DeNAと共同で展開するショッピングモール「auショッピングモール」に次ぐEC事業として位置づけ、力を入れていく。

コンセプトは「専門家が厳選した商品を毎月届ける」。まずはオーガニック化粧品の「コスメコース」(1980円と3980円コースの2種)、果物など食品を詰め合わせる「グルメコース」(1980円と2980円コースの2種)、珍しいワインを販売する「ワインコース」(2980円コース)を企画した。

商品の提供は化粧品店「コスメキッチン」を運営するマッシュビューティーラボ(本社東京都)と食品通販サイト「築地市場ドットコム」を運営する食文化(本社東京都)の2社が行う。

今後、提携先企業を増やし、フラワーアレンジメント、日本酒、コーヒー、スイーツ、雑貨などのコースも新たに設ける計画だ。


KDDIでは現在、スマホアプリ取り放題などのサービスを提供する「auスマートパス」を展開しており、その会員数はすでに700万人に達している。「auスマートパス」には送料を無料にするといった特典を付けて、訴求を図る。今後はこれまで利用したクーポンや情報などをもとに、利用者のし好や属性に合致したコースを表示し、訴求力を強めていく考えだ。

このほか、毎月の電話料金と一緒に定期購入代金が精算できる「auかんたん決済」を利用できる。「auポイント」が利用できる他、購入代金に応じて「auポイント」がためられる。


ネット上で販売している商品は多岐にわたり、同じジャンルでも多くの商品が表示されるようになっているため、一部ユーザーは何を選んでよいか分からないといった悩みが出てきている。こうしたニーズを捉え、専門家が薦める安心な商品を提供するサービスが増えてきている。ファッションのほか、お酒、グルメなどがよく展開されており、今後も専門家のの目利きをコンセプトとしたサービスはジャンルを広げそうだ。

・auおまかせショッピング
http://omakase.auone.jp/index.php

・KDDIのニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2013/0821a/

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ERP
Enterprise Resource Planningの略。「ERP」(企業資 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]