「(not set)」はなぜ表示されるのか?
「(not set)」は、各種レポートのディメンションで出現する値で、うまくデータが取得できなかった場合に表示される。各種レポートで発生が確認されている。
図2は[トラフィック]>[参照元]>[検索]>[有料検索]レポート下部のデータ一覧表示部だが、このように「(not set)」(図2赤枠部分)と表示される部分が確認できる。
- ページ上部のオレンジ色のメインメニューで[トラフィック]をクリックする。
- 画面の左側にあるメニューで、[参照元]をクリックする。
- メニューが開くので、[検索]をクリックし、開いたメニューから[有料検索]を順にクリックする。
これらは、「参照元が検索エンジンの検索結果ページ以外の訪問」や「リダイレクト等で参照元の情報を取得できなかった訪問」のようにキーワード情報を持たないセッションが該当する。詳しくはGoogleアナリティクス公式ブログの「キャンペーン変数使用時に キーワードレポートに表示される(not set)について」という記事にも書かれているので参照していただきたい。
「(not set)」の対処方法は?
これといった対処方法というのはない。上記のような、原因が分かるものについては、個別に対応すればよい。
また、[ユーザー]>[カスタム]>[ユーザー定義]レポートでは、図3のように全数が「(not set)」表示になることがある。これはトラッキングコードのカスタマイズなどをしてデータを取得していない場合には、このように表示されるということであり、エラーではないので無視しよう。
その他、各種レポートでも、何らかの理由でデータが欠落し「(not set)」表示が出る場合がある。以下に2つだけ、「(not set)」表示が出ているレポート例を示しておく。
これらは、わずかな数値である場合が多く、あまり害もないので無視してしまおう。
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この記事の筆者
衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)
1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。2023年活動停止。
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