リスティング広告の限界を知る | リスティング広告 成功の法則
今回は、第1章 「リスティング広告を始める前に理解しておくべきこと」 からの内容をお届けします。
リスティング広告は非常に費用対効果の高い広告ですが限界も存在します。メリット・デメリットを把握した上で、最適化を目指しましょう。
「検索エンジンの限界」がリスティング広告の限界
当たり前ですが、検索エンジンの検索結果に表示させることで高い訴求力を得るリスティング広告は、検索エンジンでの検索数以上のユーザーに訴求することはできません。インターネットを利用するユーザーが「検索」に費やす「時間」は、インターネット上を徘徊する時間のほんの「数%」しかないと言われているため、検索エンジンからの流入だけでは、不十分になってしまうかもしれません。
では、インターネットユーザーは「検索」以外の時間を、何に費やしているのでしょうか。実は多くのインターネットユーザーは「検索」以外の残りの時間を、ブログやコラム、情報サイトやレシピサイト等の各種サイトの「閲覧」に時間を割り当てています。
サイト閲覧ユーザーに訴求するコンテンツ連動型広告
リスティング広告の中にはコンテンツ連動型広告や、行動ターゲティング広告等と呼ばれる広告も存在します。
AdWordsは「ディスプレイネットワーク」、Yahoo!リスティング広告には「インタレストマッチ」といったサービスがそれぞれ用意されており、「閲覧」しているユーザーに向けて訴求できるようになっています。
こういったサービスの特性を理解して網羅しながらリスティング広告の施策を進めることで、インターネット上にいる見込み客に幅広く、自社の広告を広げることが可能です。
AdWordsの「ディスプレイネットワーク」については、Chapter5.7(157ページ)以降で詳しく解説します。
この記事は、書籍 『Google AdWords&Yahoo!リスティング広告対応 リスティング広告 成功の法則』 の内容の一部を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。
本書は、リスティング広告にこれから携わる人、既に携わっている人、熟知している人など、リスティング広告に携わるすべての人に向けて書かれた、リスティング広告の「本質」を盛り込んだ書籍です。実際にいくつものリスティング広告アカウントを運用しているプロのSEMコンサルタントが、リスティング広告に携わるすべての方の参考書となることを目指して執筆しています。
初心者にとっては、これからリスティング広告を運用していく上での道しるべとなるべく、できるだけ具体的にキーワードの探し方から、アカウントの設定方法、リスティング広告マーケティングの大切な考え方等を重点的に解説しています。
経験者には、状況に合わせた様々なアプローチ手法を解説し、現在運用中の施策にプラスαの要素を加える書籍として仕上げました。
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