サイト内の用語に違和感あり
サイト内の用語に違和感あり
さて今回のシチュエーションからは外れるのだが、トップページから年齢別のナビゲーションに従ってページを見たケースについて、少々違和感を感じた部分があったので、それもお話ししておこう。
トップページの右側にある「キッズ&ティーンズ」をクリックしてみる。
クリックした先が「キッズ・ティーンズ向き」のページだ(図6)このページは、別途検索連動型広告でもやっているからなのか、ページの作りが少々違っている。図6を見ていただくと分かるように、ローカルナビゲーションはない。上部のグローバルナビゲーションを見ると、「キッズ」とは4歳から小学6年生までのことで、「ティーンズ」は中学生と高校生が対象だということが分かる。
さて、キッズやティーンズ向けのページでは、彼らを対象にしたプログラムを提供している教室のことを「ランゲージセンター」と称している(図7)。
大学生向けのページでは、「ランゲージセンター(LC)」とあり、個々には「青山LC」などと表現されている(図8)。
また、トップページで「50歳からの英会話」をクリックすると、大人の英会話ということで、ここでは「対象ランゲージセンター」という表現になっている。
結局、ベルリッツの社内用語では、各拠点(学校)のことをランゲージセンターと表現するようなのだが、ユーザー目線に従うのなら、「拠点」や「学校」「教室」などといった、とか平易な言葉で表現した方がよいのではないかと思った(次回へ続く)。
◇◇◇
さてこの連載では、
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などを随時募集している。希望者は、(web-tan@impressrd.jp)までお寄せいただきたい。
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この記事の筆者
衣袋 宏美(いぶくろ ひろみ)
1960年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。大手電気メーカー勤務後、日経BP社へ。調査部、インターネット視聴率センター長などを経て、2000年ネットレイティングスへ。視聴率サービスやアクセス解析サービスの立ち上げに尽力。2006年株式会社クロス・フュージョンを設立し代表取締役に。2023年活動停止。
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