検索連動型広告を成功に導くSEM戦略

主なビッグキーワードのクリック単価の相場

検索連動型広告を成功に導くSEM戦略

Google「アドワーズ広告」オーバーチュア「スポンサードサーチ」
で利益を生み出すプロの秘策!

この記事は、第2章「費用対効果を最大化するキーワードの方程式」の記事です。

ビッグキーワードはクリック単価が高い

「検索数が多いキーワードに広告を出したほうが、高い効果を期待できる」がキーワードを見つける上での大原則と述べましたが、そのようなキーワードには広告主からの人気が集まります。

検索連動型広告はオークション方式なので、広告を出したいと思う人が増えれば増えるほど、キーワードのクリック単価は高騰していきます。つまり、検索数の多いキーワード、すなわちビッグキーワードは、自然とクリック単価が高くなります。

クリック単価は分野や商品によって異なる

現在、もっとも平均的にクリック単価が高いのは、金融・保険分野に関連するキーワードです。具体的には「キャッシング」「ローン」や「損保」「生保」などが該当します。平均クリック単価は200〜300円です。

次に高いのが、就職・転職・教育、通信・インターネットの分野で、100〜150円ぐらいです。

自動車・オートバイや不動産、インテリア・ガーデニングの分野は、50〜100円がひとつの目安となります。

出稿されているキーワード数が一番多いのは本やCD関連で、商品数が多岐にわたることから容易に想像がつきます。しかし、商品単価がそれほど高くないため、クリック単価も10〜50円ぐらいが多いようです。

業界によるクリック単価の相場
図2-5-1
© IREP CO.,LTD,2007
検索連動型広告を成功に導くSEM戦略
  • 『検索連動型広告を成功に導くSEM戦略』
  • ISBN:978-4844325697
  • 1,680(税込)
  • 紺野俊介(著)
  • インプレスジャパン

この記事は、書籍『検索連動型広告を成功に導くSEM戦略』の内容を、Web担向けに特別にオンラインで公開しているものです。

検索連動型広告を成功に導くSEM戦略

成長を続けるネット広告の中でも、もっとも注目なのが検索エンジンを使った「検索連動型広告」。その代表例であるGoogle「アドワーズ広告」、オーバーチュア「スポンサードサーチ」のキーワード選びやメンテナンスを通し、費用対効果を最大化していくSEMのセオリーとノウハウを、ネット専業代理店のSEMストラテジストが解き明かします。さらに、SEMのニュートレンドであるコンテンツ連動型広告、モバイルリスティング広告の新章を追加。検索エンジンを活用したプロモーションで成果を出したい人には必読の1冊。

用語集
SEM / アドワーズ / アドワーズ広告 / オーバーチュア / キーワード広告 / コンテンツ連動型広告 / スポンサードサーチ / リスティング広告 / 検索エンジン / 検索連動型広告 / 費用対効果
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