正しいSEO相談室

古いページが検索結果に表示されてしまい困っています。表示させない方法はありますか?

あなたの不安をプロが解消 正しいSEO相談室 SEM総合研究所分室

誰もが実践できるSEO。でも意外と間違った認識を持っている人も多いのでは?
そこでみなさんが抱えているSEOの不安や疑問をプロが解消します。

いつまでも古いページが検索結果に表示されてしまい困っています。キャッシュを表示させない方法はありますか?

検索結果に古い情報や誤った情報が掲載されているなどの事情で、検索結果から情報を取り除きたい場合には、いくつかの方法があります。

  1. meta要素に、インデックスを削除させる記述やキャッシュさせない記述を行う
  2. robots.txtに該当ページをインデックスしないように記述を行う
  3. 検索エンジンが提供するツール(GoogleウェブマスターツールYahoo! Site Explorerなど)から削除申請を行う
  4. 表示させたくない情報部分を消去した形で同じページをアップする

通常、このどれかを行ってしばらく経つと、検索結果に情報が表示されなくなります。早急に消去する場合は、上記を組み合わせて行う事でより早期に、かつ確実に消去できるでしょう。

ただし、誤った情報であるからといって、ページ自体を削除することはおすすめできません。検索エンジンがページを読み取れない場合に、すぐにデータベースから削除されない場合があるからです。これは、ページが読み取れないからといって、すぐにデータベースから削除してしまっては、サーバーの一時的な問題でアクセスできない場合でもデータが削除されてしまい、検索エンジンがユーザーに適切な検索結果を伝える事ができなくなってしまうからです。ページの削除は行わず、適切な方法で、正しい情報が検索エンジンに伝わるようにしましょう。

meta要素とrobots.txtによる設定例

1.削除したいページのmeta要素の記述例

<META NAME="ROBOTS" CONTENT="NOINDEX, NOFOLLOW">

2.robots.txtの記述例
/seoディレクトリ以下にあるページすべてと、/webtan/index.htmlを検索インデックスから削除する場合

User-agent: *
Disallow: /seo/
Disallow: /webtan/index.html

(*はワイルドカードですべての検索ロボットを除外する場合。特定の検索エンジン、たとえばGoogleだけを除外したい場合は、*を「Googlebot」に置き換える。Yahoo!だけを除外したい場合は「Slurp」とする)

参考:

※記事の内容は、執筆時点のものです。検索エンジンの仕様は頻繁に変わるため、将来においてもこの内容がそのまま該当することは保証できません。

あなたの疑問・質問を募集 SEO相談室で相談したいこと、取り扱って欲しい内容があれば件名に「SEO相談室」相談係と書いてメールにてお送りください(宛先:web-tan@impressrd.jp)。

※本連載の質問受付は終了いたしました。今後の企画をご期待ください。

用語集
Google / Googlebot / Googleウェブマスターツール / SEO / Slurp / Yahoo! / meta要素 / robots.txt / インデックス / キャッシュ / ディレクトリ / ロボット / 削除申請 / 検索エンジン
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

HTML
「HyperText Markup Language(ハイパーテキストマークアッ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]