この記事は、書籍『ひらめきが加速する 企画エクササイズ』の内容を、Web担当者Forum用に抜粋してオンライン版として公開するものです。
脳内脂肪を燃やす
発想の新体操68本!
企画のもとになるアイディアは日常の関心事から生まれてくるもの。そのアイディアと消費者ニーズが重なったときに、企画は成立します。プランナー「くぼたつ」こと久保田達也による、企画を立てるプロセスで実践する方法を「発想」「共有」「表現」「思考」「分析」の5章立てで紹介。いますぐできる脳のトレーニングを68プログラム用意しました!
『~ひらめきが加速する~企画エクササイズ』
- ISBN978-4-8443-2461-4
- 1,659円(税込)
- 久保田達也 著
はじめに
ハーバード大学のビジネススクールで「庭に見える犬小屋からビジネスを起こしてごらんなさい」という課題が出ると、学生たちは奇想天外だが未来的なアイディアを思いつき、すぐに行動に出るそうです。
僕がシリコンバレーのベンチャー企業を訪問したとき、「おーい、みんな来い!面白いひとが来たぞ!」とブレストが始まり、はじめの一言は「さて、何を始めようか」でした。
複雑系理論で有名なサンタフェ研究所で、「死んだらどうなる」と雑談が始まりました。僕が「転生輪廻って知ってるかい?仏教では、生まれて死んで生まれて死ぬ。その繰り返しだと教えるんだ」と言うと、天才少年が窓ガラス全面に一行の方程式を書き上げて、「これでいい?」と聞いてきました。
廊下にかけてあるホワイトボードに白髪の博士がグラフと数式と「?」マークを書いて立ち去りました。そこへインド系美人学生が通りかかり、「?」の先にさらさらと数式を加えて立ち去りました。しばらくするとイケメン青年が「∴」(ゆえに)と論証を完成してみせたのです。
エベレスト4000メートルの山岳地に衛星パラボナアンテナがあり、5歳の女の子がインターネットでセサミストリートを見ていて、英語で「私はバードと結婚するのよ」と笑いました。
バリ島のインターネットカフェでは、店番の青年が「貧しいからここで働きながらインターネットで勉強している。将来は世界に無料インターネット大学を創りたい」とピースサインをしました。
世界はアイディアを出す人々で活気づいています。
アイディアを楽しみたいすべての人へ
脳内脂肪を燃やす 発想の新体操68本!
企画のもとになるアイディアは日常の関心事から生まれてくるもの。そのアイディアと消費者ニーズが重なったときに、企画は成立します。プランナー「くぼたつ」こと久保田達也による、企画を立てるプロセスで実践する方法を「発想」「共有」「表現」「思考」「分析」の5章立てで紹介。いますぐできる脳のトレーニングを68プログラム用意しました!
『~ひらめきが加速する~
企画エクササイズ』
- ISBN978-4-8443-2461-4
- 1,659円(税込)
- 久保田達也 著