中小企業の社長さんたちの間で人気のCMS(米国、ヨーロッパ、マレーシア、豪州、その他)

Joomla CMSは、自分でサイトを運営したい人のためのウエブツールである。
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Joomla (ジュームラ)CMSの検証バージョン3.2を楽しんでいる

Joomlaは、Word PressやMovable Typeのようなブログシステムではなく、ポータルサイト構築用のグローバルスタンダードCMSである。

Joomlaの名前を聞いたことが有る人は日本でも増えてきているが実際にJoomlaを構築して運営しているユーザーは少ない。

そのため、

知る人ぞ知るオープンソースCMSとなっている。

私は、Joomlaに出会ってもう9年余になる。Joomlaの虜になってしまったのでJoomlaでしかホームページシステムを構築できない。Joomla 1.0、1.5、2.5、そして、3.xとシステムは育っていっている。

私の子供が育つようにJoomlaも成長してきている。

現在の正式商用バージョンは、Joomla 2.5.17バージョンである。Joomla 3.xバージョンは、正式バージョン3.5になるための検証バージョンになっている。

Joomla 3.2.1(もうすぐ、3.2.2がリリースされる)では、Joomla 2.5にない機能や仕組みが楽しめる。いつも、コーヒーを飲みながらJoomla 3.2が提供する機能を楽しんでいる。

Joomla 3.2に関心を示している人が多い。だが、Joomlaについて事前に勉強していないためサーバーにインストールする過程で問題に遭遇する。Joomla 3.xを受け付けないサーバー環境であるということが分からないためである。

Joomla 3.xのサーバー環境を参照して下さい。

レスポンシブデザイン標準

Joomla 3.xは、Bootstrap Frameworkを使っているためレスポンシブデザインになっている。標準でスマートフォン、タブレット、PCなどの端末に自動対応する。Joomla 3.xでサイト構築をすれば、スマートフォンやタブレット専用のホームページや仕様変更などを行う必要がないのです。

Joomla 3.xでページを作成すれば、表示されるコンテンツページは自動的に端末の画面サイズに最適化される。

その意味合いでは、時代のトレンドに適した作りになっている。

Joomla 3.xのサンプルサイト

2段階認証セキュリティ

サイトのセキュリティを強化している。2段階認証(Google)を取り入れて管理画面ログインのセキュリティを強固にしている。この仕組を使う、使わないは自分で選択が出来る。2段階認証は、利便性を犠牲にしているからだ。

2段階認証をしなくてもJoomlaのセキュリティは強固である。Joomlaサイトがハッキングされるのは、主にシステムバージョンが最新にアップデートされていないためである場合が多い。

または、拡張モジュールのバージョンを古い状態にしていたためにハッキングされるという原因がほとんどである。

これらの原因は、Joomlaだけでなく、Word Press、EC-Cubeなどでも同じことが言える。

つまり、

システムをいつも最新バージョンにして置かないために発生するセキュリティの脆弱性である。

サイト画面を見ながらメニュー、モジュール、コンテンツ修正

Joomla 2.5では、サイトの画面を見ながらコンテンツページの修正しか出来なかった。3.xでは、メニューやモジュールまでサイト画面を見ながら修正ができるようになっている。

わざわざ管理画面にログインする必要がなくなった。

インストール過程で多言語対応サイトに最初から出来るオプション

Joomla 2.5では、サイトを多言語対応サイトにするのにわざわざ追加する言語設定作業をする必要があった。この作業は、一般ユーザーにとって難しい。

Joomla 3.xでは、一般ユーザーでも簡単に多言語設定がインストール過程で完了できるオプションを提供している。このオプションのお陰でサイトの多言語作業の簡略化が達成されている。

コンテンツページは、翻訳された文章を各自が作成する必要がある。自動翻訳機能を追加することもできるが品質の面で問題が有る。GoogleやBing翻訳機能を利用しているからだ。

拡張モジュールを管理画面からインストール

Joomla 2.5では、拡張モジュールをJoomla.orgサイトのExtensionで見つけてダウンロードする必要があったが、3.xでは管理画面の中に拡張モジュールを探せるディレクトリーがある。そのページから好きな拡張モジュールをダウンロード・インストールが出来るようになっている。

直感的なユーザーインターフェース

Joomla 3.xから非常にスッキリしたシステム操作管理画面になっている。一目で何を触れば何が出来るかがすぐに分かる。

ここまで書いてきたことは、ある程度Joomlaについて知っている人にとって喜ぶ機能である。

Joomla(ジュームラ)を知らない人たちにとって

Joomla CMSは、自分でサイトを運営したい人のためのウエブツールである。サイト構築さえ出来てしまえば、「いつでも、どこでも、だれでも、簡単に」ウエブで情報発信が出来るツールになる。

あなたのホームページで出来ないことが簡単にシステム操作だけで出来る点がびっくりする。私がJoomlaの虜になったのもその驚きからである。その驚きは、今も続いている。

ここで一つ注意!

Joomlaサイトを構築するには、専門的な知識と技術が求められる。ある程度、自由にサイト構築が出来るまで時間と試行錯誤が続くのでその点は注意して下さい。簡単ではありません。

一方で、

出来上がったJoomlaサイトを運営するだけであれば、Joomlaのシステム操作だけを数時間ほど学べば直ぐにサイト運営が出来る様になる。

それ故、

Joomlaは、海外の中小企業の社長さんたちの間で人気になっている。ホームページをサイト制作会社やウエブデザイナーに依頼する時にJoomlaで作ってくれと指名される。

Joomlaは、HTMLやCSSなどの知識を要求しないで一般の人でも簡単にページ作成ができる。メニューやコンテンツも自分で直ぐに修正が出来る。ウエブの専門家に頼む必要がない。コンテンツ(伝えたい情報)が沢山持っている人や会社ほどJoomlaでサイト運営をすべきだろう。

人、モノ、金、技術の面で今までのホームページとは違ったメリットを受け取れる。

参考情報:

Joomla関連情報サイト

Joomla本家サイト

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