◆森恵子教授からのひとこと 今回の研究は、これまで進めてきたVRを活用した看護学生への防災教育や、メタバースを活用した患者支援の取り組みを基盤として発展してきたものです。シンガポールで開催された東アジア看護学会(EAFONS)に参加した際、学会テーマ「Innovate, Integrate, Inspire- Advancing Nursing Excellence in the Digital Era」のもと、デジタル時代における看護の新しい可能性が議論されており、これまで取り組んできた研究の方向性の重要性を改めて実感しました。さらに、シンガポールでは「Singapore Green Plan 2030」に基づき、車依存の低減、再生可能エネルギーの拡大、都市緑化、持続可能航空燃料の導入など、国家レベルで社会の大きな転換が進んでいることを知りました。特に、AI国家を目指し、2030年までに10億S$(約1,210億円)以上をAI研究に投資する計画も進められていると聞きました。こうした世界的な動きを目の当たりにし、デジタル技術を活用した看護教育や患者支援の取り組みは、これからの社会においてますます重要になると感じています。今後もデジタル技術と看護学の融合をさらに発展させていきたいと考えており、関心をお持ちの方がいれば共同研究にもぜひご参加いただければ幸いです。