かっぱ寿司、全308店舗に「EmotionTech CX」を導入。店舗DXが顧客ロイヤルティにもたらす影響を明らかに。

リリース情報提供元: プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
2022年05月19日(木)
株式会社Emotion Tech
変化する顧客体験の課題点を可視化し、より良い店舗体験向上を支援

NPS(R)(※1)を活用した顧客体験の調査・分析を支援するクラウドサービス「EmotionTech CX」を運営する株式会社Emotion Tech(東京都港区、代表取締役:今西 良光、以下Emotion Tech)は、コロワイドグループのかっぱ寿司(カッパ・クリエイト株式会社 本社:神奈川県横浜市)全308店舗(※2022年5月現在)に「EmotionTech CX」を導入することを発表いたします。



●導入背景・課題
かっぱ寿司では、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)対策のため、自動案内システムやセルフレジ、スマホオーダーの導入など店舗におけるDX化を推進し、「安全・安心」に利用できる店舗体験の提供を行ってきました。
一方で、こうした施策が顧客にどのように受け入れられ、「顧客ロイヤルティ」や「心の満足」に影響を与えているかの検証を行うには、従来型の満足度調査では測りきれないという課題がありました。

このような背景から、顧客ロイヤルティを正確に計測するNPSを活用し、商品だけでなく接客や店内環境など一連の顧客体験の課題を特定し、顧客目線での店舗マネジメントを可能にする「EmotionTech CX」の導入に至りました。

今後Emotion Techは、お客様の声をかっぱ寿司の商品開発や接客、店舗運営などの改善に活かせるように、NPSを活用した顧客体験の調査・分析・実行の持続可能な体制づくりを支援します。

●「EmotionTech CX」を活用した顧客体験調査の実施方法
2022年5月23日(月)より、かっぱ寿司全店において、アンケート用QRコードを印字したクーポンをお客様に配布する方法で、NPSを活用した顧客調査を開始します。アンケート内容は「あなたは、かっぱ寿司を親しい友人や知人にどの程度おすすめしたいと思いますか?」という推奨度を問う質問と、各顧客体験の評価を問う質問で構成し、NPS向上に寄与する要因を明らかにします。

●「EmotionTech CX」のポイント
かっぱ寿司では、以下の特徴をもつ「EmotionTech CX」を採用しました。

1. 顧客ロイヤルティ向上に繋がるリサーチ(調査)の総合的な支援
顧客の声を改善活動に活かすための調査は、決して単純なものではありません。具体的な改善点を明らかにするためには、顧客体験(CX)の洗い出しや分析シナリオの策定、課題発見に最適化された質問の設計や、緻密な分析などが必要です。
「EmotionTech CX」では、顧客の愛着度合いを測る指標としてNPS(ネット・プロモーター・スコア)を採用し、その向上に何が必要なのかを、クラウドサービスを用いて分析します。カスタマーサクセスの伴走支援やコンサルタントによるプロフェッショナルサービスと共に、あらゆる業界における顧客調査を支援します。

2. 優先的に改善すべき顧客体験(課題)が可視化できる
「EmotionTech CX」は「どの顧客体験に改善の余地があるのか」を可視化するための「カスタマージャーニーマップ分析機能」(※2)を有しています。この機能は、顧客が期待している体験とそうでない体験とをカスタマージャーニーマップにより明らかにしながら、実際の満足度を重ねて見ることが出来るもので、「期待しているのに満足できていない」というような、顧客にとっての重要体験を明らかにすることが出来ます。

3. アンケート実施回数が無制限
「EmotionTech CX」には、アンケートの実施回数や種類、回答件数に上限がありません。そのため、目的に合わせた複数種類の調査を実施できます。現状把握や課題特定を目的とした全体調査はもちろん、具体的な施策に繋げるための深堀調査、お客様の声を常時モニタリングするための定常調査、期間限定のフェアやキャンペーンの反響調査などの取り組みが可能です。


■カッパ・クリエイト株式会社 執行役員 営業本部長 石川 恵輔 氏
昨今のような変化の多い時代において、お客様の声に耳を傾けるのはもちろん、より具体的な顧客体験上の課題を見つけ出し、改善していくことの重要性を実感しています。商品の「うまい!」はもちろん、お客様の声をもとに安心・快適にお食事をお召し上がりいただける店舗環境づくりなど、顧客体験の向上を実施してまいります。
今後のかっぱ寿司にご期待ください。


株式会社Emotion Techについて
CX(顧客体験)の向上をサポートする「EmotionTech CX」、EX(従業員体験)・エンゲージメントの向上をサポートする「EmotionTech EX」を提供。顧客、従業員の感情データの正確な計測及び、特許を取得している独自の解析技術により、組織課題の可視化と改善実行を支援します。


(※1)NPS(R)…「Net Promoter Score(ネット・プロモーター・スコア)」の略。顧客ロイヤルティ(企業やブランドに対する愛着・信頼の度合い)を数値化した指標。「あなたは○○を友人や知人にどの程度すすめたいと思いますか?」という質問に0~10の推奨度から回答してもらい、9・10を選択した推奨者の割合から0~6を選択した批判者の割合を引いて算出する。

(※2)カスタマージャーニーマップ分析機能…顧客や従業員の体験ごとに生じる感情を調査・分析・可視化する技術(特許第6176813号)
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