6月の国内ウェブサイトアクセスランキング、iPhone 3G関連のサイトで訪問者増える

山川 健(Web担 編集部)

2008年8月28日 19:01

オンライン消費者の動向分析を行うコムスコア・ジャパンは、6月の国内ウェブサイトのアクセスランキングと利用動向調査の結果を8月27日発表した。6月はアップルの携帯電話「iPhone 3G」の7月発売が発表されたことから、関連企業やIT情報のニュースサイトの訪問者が増加したほか、夏を前に健康やレジャー関係のサイトへのアクセスも増えた。訪問者数が最も多かったサイトはヤフーで、トップの座を堅持。グーグルは2位だった。調査結果は、米コムスコアの世界規模の調査を基に国内のサイトとカテゴリーのランキングをまとめたデータ。

6月に訪問者が最も増加したサイトは、PDFツール「アクロバット9アップグレード」を公開したアドビで前月比22%増の680万人だったものの、全体的に見るとiPhone 3Gに関係したサイトの伸びが目立ち、2位はIT関連ニュースサイトのITメディアで同20%増の400万人。同じITニュースサイトのCNETネットワークスも同9%増え300万人だった。iPhone 3Gを扱う通信事業者のソフトバンクモバイルも同15%増の270万人を記録した。訪問者が増えたサイトのカテゴリーでは、夏を控えて真夏日やアレルギーが話題になりやすい時期だけに「健康」がトップで同18%増え560万人。「小売-映画」は同16%増の630万人だった。訪問者数では、ヤフーが同2%増の4600万人。グーグルの同1%増3600万人、楽天の同1%増3080万人と続いていた。

コムスコア・ジャパン
http://www.comscore.com/jp/

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