情報収集スタイルは年収で変化? 年収600万円超でSNS・生成AIの活用が目立つ【Collect.調べ】

情報収集に対する年代差・年収差を調査。

冨岡晶(Web担編集部)

8:30

DMソリューションズが運営する比較情報サイト「Collect.」は、「情報収集の方法」に関する調査結果を発表した。20代~50代の男性300人が回答している。

20代の情報収集、テレビや紙媒体はゼロ

まず「情報収集でもっとも使用している方法」を聞くと、「検索(Google・Yahoo!など)」68%が圧倒的多数。以下「SNS」17%、「生成AI(ChatGPTなど)」10%が続く。マスメディアは情報収集には向いておらず1桁台にとどまる。


情報収集で最も使用している方法

年代別で「情報収集でもっとも使用している方法」を見ると、20代は75%が「検索」をもっともよく使うと回答する一方、テレビや紙媒体はゼロであり、オンラインで完結しているのが顕著だ。30代は「検索」が51%と過半数を占めつつも、他年代と比べて「生成AI(21%)」の割合がもっとも高く「SNS」も23%に達する。40代は74%が「検索」を選択している一方、「生成AI」は2%にとどまり新技術には慎重な様子。50代以上は「テレビ」6%、「新聞・雑誌・書籍」5%などの非デジタルメディが他年代よりも高い。


年代別の回答結果

年収別で「情報収集でもっとも使用している方法」を見ると、どの年収帯でも「検索」が最多だが、年収が上がるにつれて「SNS」「生成AI」を情報源とする人の割合が増加する。年収300万円未満では、「検索」75%が特に高く、「SNS」13%、「生成AI」6%だが、年収400~500万円では「SNS」21%が増え、500~600万円では「SNS」16%、「生成AI」18%と生成AIが大きく伸びる。年収600万円以上では、「検索」は49%まで下がる一方、「SNS」33%、「生成AI」15%となっていた。


年収別の回答結果

調査概要

  • 【調査対象】20代~50代男性
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2025年10月
  • 【有効回答数】300人
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