Z世代は“テレビ離れ”してない!? 10〜20代の半数以上が「毎日30分以上」視聴【オトナル調べ】
オトナルは、「国内Z世代 音とメディアの利用実態調査」を実施した。メディア利用実態についてZ世代と他年代を比較・分析するため、15歳から79歳の男女10,000人を対象に調査している。
10〜20代の過半数が「1日30分以上」テレビを見ている

まず、音楽ストリーミングサービスの1日あたりの接触時間を見ると、最も利用時間が長かったのは10代で、若年層ほど長時間利用する傾向が見られた。

YouTubeなどの動画サービスについて見ると、こちらも若年層ほど利用時間が長い傾向に。特に10代と20代では「1時間以上」の利用が半数を超えており、日常的に視聴されていることがうかがえた。

X、Facebook、InstagramなどのSNSについて見ると、10代では32.7%、20代では23.6%が「2時間以上」利用していることがわかった。音楽や動画と同じく、年齢が上がるにつれて接触時間は減少していく様子だった。

一方で、テレビは高齢層になるほど利用時間は長くなり、50~60代では半数以上が「1時間以上」テレビを視聴していた。また、10〜20代においても、過半数が「1日30分以上」テレビコンテンツを視聴していることがわかった。
ワイヤレスイヤホン、10代の4割以上が「ほぼ毎日利用」

続いて、ワイヤレスイヤホンの利用率を見ると、10代の73.7%、20代の65.3%が「月1回以上」利用しており、特に10代では43.7%が「ほぼ毎日」と回答した。一方で、50代以上では半数近くが「持っていない」と答えており、年代間で大きな差があることがわかった。
ワイヤレスイヤホン使用時のコンテンツとしては、全世代に共通して「音楽ストリーミングサービス」と「動画コンテンツ」がトップとなった。その他、Z世代では「SNS」や「モバイルゲーム」の利用も比較的多く、年代によってバラつきが見られた。
調査概要
- 【調査期間】2025年6月26日(木)
- 【調査対象】全国の15〜79歳の男女
- 【有効回答数】10,000人(人口構成比に基づきウェイトバック集計を実施)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査地域】全国
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