日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、「悪質なショッピングサイト等に関する統計情報」(2025年上半期)に関する調査結果を発表した。従来調査は関係団体に対する通報内容を分析・集計していたが、2025年5月末から当該通報の受付をJC3「悪質ECサイトホットライン」にて引き継いでいる。
代金の支払方法では「銀行振込」に注意?
「2025年上半期における悪質ショッピングサイト等の通報件数」は18,738件。前年同期(2024年上半期)と比較し1,579件と微増した。
「どのようにそのサイトを知りましたか」という設問に対しては、「インターネット検索結果」「メールに記述されていたURL」「X(旧Twitter)等のSNS投稿」が上位。このうちSNS投稿が減少するもメールの割合が増加傾向を見せている。
悪質サイトを利用してしまった人に「商品購入時に自身が選択した代金の支払方法」を聞くと、無回答が多い中「銀行振込」が最多だった。
調査概要
- 【調査対象】関係団体に対する通報、「悪質ECサイトホットライン」への通報で情報共有された件数を集計
- 【調査時期】2025年上半期