悪質ECサイトの通報、2025年上半期は1万8千件超に【日本サイバー犯罪対策センター調べ】
悪質サイトを知ったきっかけ「インターネット検索」「メール」「SNS投稿」が上位。
8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、「悪質なショッピングサイト等に関する統計情報」(2025年上半期)に関する調査結果を発表した。従来調査は関係団体に対する通報内容を分析・集計していたが、2025年5月末から当該通報の受付をJC3「悪質ECサイトホットライン」にて引き継いでいる。
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「2025年上半期における悪質ショッピングサイト等の通報件数」は18,738件。前年同期(2024年上半期)と比較し1,579件と微増した。


「どのようにそのサイトを知りましたか」という設問に対しては、「インターネット検索結果」「メールに記述されていたURL」「X(旧Twitter)等のSNS投稿」が上位。このうちSNS投稿が減少するもメールの割合が増加傾向を見せている。

悪質サイトを利用してしまった人に「商品購入時に自身が選択した代金の支払方法」を聞くと、無回答が多い中「銀行振込」が最多だった。

調査概要
- 【調査対象】関係団体に対する通報、「悪質ECサイトホットライン」への通報で情報共有された件数を集計
- 【調査時期】2025年上半期
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