ほん怖上司はアリ? 実は「根性論は成長に繋がりやすい」と思う若手が圧倒的多数【Job総研調べ】
パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」は、「本当にいた怖い上司の実体験」に関する調査結果を発表した。キャリアや転職に特化した匿名相談サービス『JobQTown』に寄せられた投稿568件をもとに集計・分析を行っている。
30代以上は全員「今では考えられない上司がいた」と回答
この調査は20~50代男女が対象だが、30代~50代に限ると「社会人生活のなかで“本当に怖い上司”がいたか」を聞くと「いた」は100.0%で、全員が怖い上司に遭遇していた。
具体的には「帰宅しようとしたら、ノルマをクリアしてないのに帰るのか!と怒られた」「やる気がないようだから別の人に任せると言われ業務を外されかけた」「昔の武勇伝や根性論に毎晩付き合わされていた」といった例があがっている。怖い上司には「根性論」「ハラスメント」がついて回る傾向があるようだ。


そこで「根性は、成果や成長に繋がりやすいと思うか」と20代に聞くと、「繋がりやすいと思う派」71.8%、「繋がりやすいと思わない派」28.2%と、比較的肯定的な意見が多く集まった。「根性が突破口となり成功を引き寄せる」「上司から信頼を得るためには下積みも必要」「根性がある人の方が成果を出せる」など、上司に評価されることも含め、根性が成長に繋がると考える若手が多いようだ。


また「ハラスメントに関する認識」を探るため、「ノルマをクリアしてないのに帰るのか!と怒られた」エピソードについて20代に聞くと、「ハラスメントだと思う派」50.3%、「ハラスメントだと思わない派」49.7%と意見が真っ二つに割れた。「定時に帰らせない、つまり業務時間外に仕事を“強制”していたらハラスメント」という考えと、「伝え方次第。上司の厳しい姿勢も大切」という考えで、回答者の立場が二極化しているようだ。


調査概要
- 【調査対象】現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者。20~50代男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査時期】2025年2月14日~2月25日
- 【回答数】568件
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