大規模カンファレンスの実施後に「新規商談数の増加」が約6割、「企業認知度の向上」が約7割【グローバルプロデュース調べ】

約半数が「デジタル広告×イベント」のハイブリッド戦略を強化。

グローバルプロデュースは、「BtoB企業のイベントマーケティング」に関する調査結果を発表した。過去に予算規模1,000万円以上のリアルなカンファレンス型イベントを企画・実施したことがあるBtoB企業マーケティング担当者108人が回答している。

コンテンツとしてのイベント活用、「営業資料」「ウェビナーでの再活用」が上位

まず「大規模カンファレンス型イベントを企画・実施した主な目的」を聞くと、「既存顧客との関係強化」75.9%、「新規顧客の獲得」70.4%、「企業ブランド力の向上」68.5%などが上位だった。

「イベント実施にかかった総予算」は、「6,000万円以上」24.9%、「4,000万円台」16.7%、「5,000万円台」15.7%が多い。「2,000万円台」9.3%が最少で、「1,000万円台」13.0%も少なく、高騰している様子がうかがえる。

「イベント実施後の定量的な成果」では、「新規商談数の増加」59.3%、「受注率の向上」57.4%がほぼ並び、「売上の増加」「リード獲得数の増加」各52.8%がそれに続いた。

一方「イベント実施後の定性的な成果」では、「企業認知度の向上」66.7%、「商談相手の商品理解度の向上」56.5%、「勢いがある/市場を牽引している企業としての認知」47.2%が上位だった。

さらに「イベントを“コンテンツ”として活用する方法」を聞くと、「営業資料としての活用」63.9%、「ウェビナーでの再活用」58.3%、「セッション動画のオンデマンド配信」53.7%、「メディアへの記事素材の提供」49.1%、「ホワイトペーパーとしての活用」40.7%などの声があがった。

なお「イベント参加者からの良い評価」では、「先進的な事例が参考になった」59.3%、「自社の課題解決のヒントが得られた」52.8%、「業界・市場の最新動向が把握できた」51.9%が上位。「今後予定している、デジタル広告とイベントの予算内訳」では、「両方増やす」48.2%が特に多かった。

調査概要

  • 【調査対象】過去に予算規模1,000万円以上のリアルなカンファレンス型イベントを企画・実施したことがあるBtoB企業マーケティング担当者
  • 【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー」の企画によるインターネット調査
  • 【調査時期】2024年11月27日~28日
  • 【有効回答数】108人
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