ダークパターン対策協会、NDD認定制度を発表──ガイドライン策定で意見公募を開始
ダークパターン対策協会は、2025年7月に開始予定の「NDD認定制度」に向けたガイドラインを策定し、実効性を高めるための意見公募を開始した。
17:31 UX/CX | 便利ツール/サービス
ダークパターン対策協会は2025年7月より、企業のWebサイトがダークパターンを使用せず、誠実なデザインを採用していることを証明する「NDD(Non-Deceptive Design)認定制度」を開始する。
本制度では、中立な第三者が審査を行い、基準を満たしたWebサイトに対し、改ざん不可能な認定ロゴマークを付与。企業の透明性向上を促し、消費者が安心して利用できる環境の整備を目指す。
この認定制度の運営にあたり、同協会は「ダークパターン対策ガイドラインver1.0」を策定。本ガイドラインは、企業が遵守すべき非ダークパターンの実装基準や組織的対策について詳細に定めたものだ。作成にあたっては、有識者や一般企業に加え、消費者庁、総務省、個人情報保護委員会、経済産業省の関係者がオブザーバーとして議論に参加した。
ダークパターン対策協会は、企業にとって実行可能な基準となるよう、本ガイドラインに対する意見を公募することを決定。広く意見を募ることで、多角的な視点を反映し、より実効性のある制度の構築を目指すという。
ガイドラインダウンロードおよび意見提出方法
ダウンロード:ダークパターン対策ガイドライン Ver1.0
意見提出方法:意見入力フォーム または Eメール(gl-comment@ndda.net)宛に送付
※意見の受付は2025年1月30日12時から開始され、締切は3月5日23時59分まで。意見は専用フォーム(最大4,000文字)またはメールで提出可能。
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