2025年予測「今年は2024年より良い年になる」日本人はもっとも悲観的、33か国中ダントツ最下位【イプソス調べ】
「2024年は日本にとって悪い年だった」は63%で、さらなる悪化を覚悟?
8:30 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
世論調査会社のイプソスは、「2025年予測レポート」を発表した。日本を含む世界33か国23,721人から回答を得ている。
対象国はオーストラリア、ブラジル、カナダ、中国本土、フランス、ドイツ、英国、イタリア、日本、スペイン、米国(約1,000人ずつ)、アルゼンチン、ベルギー、チリ、コロンビア、ハンガリー、インドネシア、アイルランド、マレーシア、メキシコ、オランダ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、シンガポール、南アフリカ、韓国、スウェーデン、スイス、タイ、トルコ(約500人ずつ)、インド(約2,200人)。
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「世界経済は2025年のほうが良くなる」も日本人は低調
まず「2025年は2024年よりも自分にとって良い年になるだろうと楽観しているか」を聞くと、「当てはまる」の世界平均は71%。対して日本は38%にとどまり、33か国中最下位だった。1順位差のフランスは50%(32位)で12ポイントの差があり、日本人は悲観的に考えている人が圧倒的に多い。2017年からの経年変化でも、2021→2022年のコロナ禍での変化以降、回復傾向は見られない。
次に「2024年は自国にとって悪い年だったか」と聞くと、「日本」は「当てはまる」63%(23位)とこれも低調だ。
「世界経済は、2024年よりも2025年のほうが良くなるか」と聞くと、「そう思う」とした人は「日本」28%(31位)で下位から3番目。日本人は世界経済についてもあまり期待できないと感じているようだ。
調査概要
- 【調査対象】世界33か国(インドは18歳以上、カナダ、アイルランド共和国、マレーシア、フィリピン、南アフリカ、トルコ、アメリカは18~74歳、タイは20~74歳、インドネシアとシンガポールは21~74歳、その他すべての国は16~74歳)
- 【対象国】オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国本土、フランス、ドイツ、英国、イタリア、日本、スペイン、米国(約1,000人ずつ)、アルゼンチン、ベルギー、チリ、コロンビア、ハンガリー、インドネシア、アイルランド、マレーシア、メキシコ、オランダ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、シンガポール、南アフリカ、韓国、スウェーデン、スイス、タイ、トルコ(約500人ずつ)、インド(約2,200人)
- 【調査方法】イプソス グローバルアドバイザー調査プラットフォームなどを使用、対面
- 【調査時期】2024年10月25日~11月8日
- 【有効回答数】23,721人(日本人約1,000人)
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