プレイドが「丸亀製麺」の進める感動体験創造をCXプラットフォーム「KARTE」で支援

カスタマーデータのリアルタイム解析で感動スコア可視化とフィードバックの仕組み構築

山川 健(Web担 編集部)

2024年8月23日 7:01

CX(顧客体験)プラットフォーム事業のプレイドは、同社の同プラットフォーム「KARTE」を使うことで、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を展開する丸亀製麺が進める感動体験創造の支援を始めた、と8月22日発表した。KARTEのカスタマーデータのリアルタイム解析によって、店舗での食事直後の評価(感動スコア)の可視化と店舗フィードバックの仕組みを構築した。

この仕組みは①来店客に渡すレシートなどに印字した2次元コードから遷移するウェブサイトで「本日のお食事体験」を聴くアンケートを表示し、感動スコアを収集・集計②回答者に丸亀製麺のアプリからクーポンを付与③感動スコアは、丸亀製麺のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールに自動連携して可視化。前日のアンケート結果を各店舗にフィードバックする。

丸亀 感動スコア

KARTEは、①のアンケート表示、感動スコアの収集・集計と②のクーポンのプレゼントコードのリアルタイム管理で利用。一部の丸亀製麺店舗で2023年2月からトライアルを行い、2024年4月から国内の800を超える全店舗に導入している。丸亀製麺は、各店舗で求められるCX改善行動を素早く実行するとともに、アンケート結果の共有で従業員体験(EX)向上につなげる。

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる