モリサワがサブスクの「Morisawa Fonts」で「Webフォント」を9月12日から提供

フォントファイルのみ配信してブラウザで表示、埋め込みコードを組み込むだけで実装

フォント事業のモリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」で新たにWebフォントを9月12日から提供すると8月1日に発表した。特定のフォントのスタイルを事前に登録して必要なフォントファイルのみを配信するので、Webページの読み込み速度の向上と信頼性の高い配信を実現する。プログラミング言語のJavaScriptを必要とせず、WebサイトのHTMLに配信用の埋め込みコードを組み込むだけで実装できる。

2000書体以上が使えるMorisawa Fontsの豊富なフォントライブラリーのうち「モリサワ」「TypeBank」「字游工房」「Arphic」などのラインナップから選択できる。Webフォントの提供開始でMorisawa Fontsは、共通の「Morisawa ID」でデスクトップフォントとWebフォントを購入・利用が可能になるプラットフォームへと進化する。今後、多様な媒体にまたがるデザインプロジェクトに最適なサービスや機能を提供していく。

Webフォントはインターネットを介してフォントを配信し、Webブラウザで表示させる仕組み。Webフォントを使ったWebサイトは、指定されたフォントが閲覧する側に搭載されていなくても制作側で指定された書体が表示され、スマートフォンやタブレットなどでも同様に表示が可能。デザインに一貫性を持たせてブランドイメージをより豊かに表現できる。価格は年間1200万PVあたり6万6000円(税込)から。

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