実際に闇バイトに応募して潜入調査!「高収入」「即日即金」の裏に潜む“逃げられないリスク”とは【トビラシステムズ調べ】

10代の約3割がSNSで闇バイトの募集を見たことがある。

トビラシステムズは、「闇バイト」に関する調査結果を発表した。闇バイトに対するアンケートを行うと同時に、実際にSNS上で闇バイトに応募し犯罪に巻き込まれるまでの流れをレポートしている。

特殊詐欺の受け子、約半数が「闇バイト」きっかけ

特殊詐欺のかけ子・受け子・出し子、さらには強盗などの実行役を募集する「闇バイト」。SNSを通じて若年層がスカウトされるケースも増加していて、2023年1月~7月に検挙された被疑者が「受け子などになった経緯」について、「SNSからの応募」46.9%との回答が最多となっている。

トビラシステムズでは、SNS上の闇バイトに実際に応募し「リクルーター」(採用窓口)とやり取りを行い実態を調査している。まずX(旧Twitter)などのSNSで「高収入」「即日即金」「誰でもできる」などのキーワードを使い検索。その際には以下の隠語を使った投稿も対象にした。なおいくつかのアカウントに対して応募してみると、同一のリクルーターにつながるケースもあったという。

  • 受け子、出し子、受け出し、UD: 特殊詐欺の被害者から現金やキャッシュカードを受け取ったり、だまし取った現金をATMから引き出したりする役のこと
  • かけ子: 特殊詐欺の電話をかける役のこと
  • 叩き: 強盗の意味
  • 運び: 薬物など違法なものや、詐欺でだまし取った金品を運ぶこと

闇バイトの募集に対してダイレクトメッセージ(DM)でコンタクトを取ると、「Telegram」「Signal」など秘匿性の高いメッセージアプリの使用を求められる。それらアプリに移動した後、リクルーターから仕事の詳細な内容や注意事項が説明される。なお最近では警察の職務質問などでこれらアプリのインストールが確認された場合、かなり厳しく取り調べられるという話もあり、明確な理由がなければ利用はお勧めできない。

次の段階では面接代わりという口実で、身分証明書の提示、年齢・性別・住所の確認が行われる。また「預かり金」といった名目で金銭を支払わせるケースもある。これにより逃げられないようにするのが犯罪者側の狙いだ。同時に稼働できるスケジュールの調整、犯行現場や集合場所までの移動方法の確認などが行われる。

トビラシステムズが実施した意識調査では、「闇バイトまたはそれと思われる求人をSNSやインターネット上で見たことがある」という人は、15歳~19歳で29.1%、20代で26.6%と平均より高かった。

調査概要

  • 【調査対象】調査用パネルからランダムに抽出
  • 【調査方法】インターネット調査(Surveroidを利用)
  • 【調査時期】2023年11月17日~18日
  • 【有効回答数】1,206人
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