転職で優先する項目「賃金」「仕事」「時間」のどれが1位だった? 年齢で違いも【アイデム調べ】

入社前と入社後のギャップ、ショックを受けた経験者は3割超。

アイデムは、転職活動に関する調査結果を発表した。総合求人サイト『イーアイデム』を通して求人に応募した会員1,211人から回答している。

「賃金」「仕事」「時間」の3要素、年代が上がるほど「仕事」を重視

まず転職において「応募から内定までにかかった期間」を聞くと、全体では「1週間未満」54.1%が最多で、「1週間以上2週間未満」25.1%、「2週間以上3週間未満」8.8%、「3週間以上1か月未満」4.9%、「1か月以上」7.0%がそれに続く。基本的に短期決戦といった様相だ。

現在の雇用形態別にみると、派遣社員ほど採用が迅速で、「1週間未満」での決定が60.5%に達している。パートまたはアルバイト54.1%がそれに続く。

次に「応募企業を選ぶ際に詳しく知りたい求人情報」を聞くと、「具体的な仕事内容」63.6%が最多で、「月々の給与額・手当の詳細」47.7%、「職場の就業環境」42.6%、「仕事に必要な能力」41.5%が、いずれも4割台で並ぶ。求人する企業側の参考になるだろう。

さらに「求人情報や入社前の説明から感じたイメージと、入社後のイメージにギャップがあったか」を聞くと、全体では「ある」が34.5%。性別では男性が29.9%、女性が38.3%と、女性のほうが男性より高い。年代別では50代40.8%が特に高い。

そして、「働く上で仕事に見合った【賃金】、自分がやりたい【仕事】、希望通り働ける【時間】の3つの優先順位」を聞くと、全体では「仕事>時間>賃金」がもっとも多く20.9%、「仕事>賃金>時間」19.7%、「時間>仕事>賃金」17.8%、「賃金>時間>仕事」16.0%が僅差で続いた。1位を「仕事」とした人が4割強だ。

性別では、男性は「仕事>時間>賃金」24.2%が最多だが、女性は「時間>仕事>賃金」20.4%だった。年代別だと、30代以下は「賃金>時間>仕事」21.6%が多いが、40代は「仕事>時間>賃金」「賃金>時間>仕事」が同率18.2%となった。「仕事」を優先順位の1位にしている割合は、30代以下は28.9%、40代は34.3%、50代は36.2%、60代以上は48.8%で、年代が上がるほど「仕事」を重視している。

調査概要

  • 【調査対象】総合求人サイト『イーアイデム』の会員(『イーアイデム』から何らかの求人に応募し、3か月以内に転職した人)
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2021年9月2日~2022年12月28日
  • 【有効回答数】1,211名
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