「MovableType.net」に「AIタイトル提案機能」のβ版を追加、「ChatGPT」のAPIを利用

シックス・アパート、コンテンツの内容に基づいた雰囲気の異なる5件のタイトルを提案

CMS(コンテンツ管理システム)と関連サービスのシックス・アパートは、同社のウェブCMSサービス「MovableType.net(ムーバブル・タイプ・ドット・ネット)」にAI(人工知能)を活用した「AIタイトル提案機能」を加えた、と3月27日発表した。CMS内の記事本文から5件のタイトルを提案する。β版として公開し、ユーザーのフィードバックを受け付ける。

OpenAI が提供する ChatGPT APIを利用した「AIタイトル提案機能」を追加

AI開発の米国オープンAIのチャットAI「ChatGPT」のAPI(GPT-3.5)を利用している。記事やウェブページのコンテンツを読み込み、内容に基づいたタイトルを提案。①注目を集めるような②問いかけるような③シンプルな④説明的な⑤夢のような--の5パターンからタイトル案の雰囲気が選べ、記事の狙いや読者対象に合致したタイトル案が生成できる。

例えばオウンドメディアの技術情報記事は④に設定すると内容のイメージが容易になり、キャンペーンなど告知は①だと集客につながりやすいタイトル案が得られる。生成された5つのタイトル案から1つを選択し [タイトル案を採用する] を押すと、記事やウェブページのタイトル欄に挿入される。MovableType.netの全プランで追加費用不要で利用可能。

本文と続きから自動で1000文字抽出してタイトルを生成。必要に応じて編集でき、タイトルの雰囲気も選択可能
5パターンのタイトル提案を生成し、採用した案が自動でタイトル欄に挿入される
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