ファミリーマートが処方薬を東京都内約2400店舗で受け取れる「ファミマシー」開始

凸版印刷子会社おかぴファーマシーシステムの処方せん薬宅配サービス「とどくすり」と連携

小島昇(Web担編集部)

2022年5月26日 7:01

コンビニエンスストア大手のファミリーマートと、凸版印刷の100%子会社で処方せん薬宅配サービスを提供するおかぴファーマシーシステムは、処方薬を送料・手数料無料で最短翌日にファミリーマートの店舗で受け取れるサービス「ファミマシー」を5月26日から東京都内約2400店舗で始める、と5月25日発表した。薬を自宅以外で受け取りたいという要望に応えるため、コンビニ店舗のレジで24時間受け取れるサービスを提供する。

ファミリーマートが21年7月から提供する「受取BOX」を活用した薬の受け渡しサービス(東京都と神奈川県の一部店舗で実施)と、凸版印刷とおかぴファーマシーが20年3月30日から提供している処方せん薬宅配サービス「とどくすり」を連携した。とどくすりは、Webサイトから調剤や配達に必要な情報を薬局に送信して、電話やオンラインで服薬指導を受けられ、送料・サービス料無料で医薬品を自宅で受け取ることができるサービス。

サービスの流れ

店舗で処方薬を受け取る手順は以下の通り。①会員登録してログイン、②医療機関で「とどくすり利用希望」と伝え、医療機関は薬局に処方せんを送付、③マイページか申込画面から受け取りを希望するファミリーマート店舗を選択、④薬剤師から電話で処方薬の説明を受ける、⑤店舗へ処方薬が到着すると受け取りに必要なバーコードをメール等で通知、⑥レジで認証用バーコードを提示して処方薬を受け取る。

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