DAZNとミクシィがスポーツ特化型のNFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」を春に開始

プレー映像を販売するとともにユーザー同士の売買を可能に、コミュニケーションの場も

山川 健(Web担 編集部)

2022年2月7日 7:01

スポーツ動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」を運営するDAZN Japan Investmentと、コミュニケーションサービス事業のミクシィは、共同でスポーツ特化型のNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス(インターネット上の取引市場)「DAZN MOMENTS」の提供を春に始める、と2月4日発表した。プレー映像を販売するとともに、ユーザー同士の売買を段階的に可能にする。

「DAZN MOMENTS」

NFTはブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した所有証明書付きのデジタルデータ。DAZN MOMENTSでは、スーパープレーや記念シーンなどのスポーツ動画をシリアルナンバーが付いたNFTコンテンツとして展開する。ユーザーは購入動画をいつでも見られ、好みの選手や気に入ったシーンを集めて楽しめる。ユーザーがコミュニケーションを取る場の提供も計画する。

DAZNが保有するスポーツコンテンツと、ミクシィのサービス開発のノウハウを活用。DAZNがコンテンツの管理やマーケティングを実施し、ミクシィがサービスの開発と運用を手掛ける。ミクシィは、業務提携しているカナダDapper Labsのブロックチェーン「Flow」を基盤にDAZN MOMENTSを構築する。両社はこれまでも、商業施設でのライブビューイングで協業している。

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