ディスプレー広告クリエーティブ制作メソッド「Odd-AI Creation」が動画広告に対応
セプテーニ、冒頭30秒を一定秒数ごとに画像として抽出、効果につながる領域を可視化
2022/2/1 7:01 マーケティング/広告
デジタルマーケティング支援事業のセプテーニは、AI(人工知能)を活用した同社のディスプレー広告クリエーティブ制作メソッド「Odd-AI Creation」が、静止画に加えて動画フォーマットにも対応した、と1月31日発表した。動画では、広告効果に影響が大きいとされる冒頭30秒の映像を一定の秒数ごとに画像として抽出し、広告効果につながる領域を可視化する。
Odd-AI Creationは、可視化した広告効果につながる画像内の要素やテキスト内の単語などに基づいてクリエーターがディスプレー広告を再デザインする手法。AIによる広告クリエーティブのCTR(クリック率)の事前効果予測と、人によるデザイン品質管理やアイディア発想を組み合わせ、高い広告効果を可能にするクリエーティブを継続的に作り出せるようにする。
今回、静止画だけでなく動画でもOdd-AI Creationの運用を可能にした。AIが最初の30秒で広告の効果要因を可視化するとともに、人がデザイン品質やアイデアをコントロールする。Odd-AI Creationを通じて制作したディスプレー広告と、通常の制作プロセスでのディスプレー広告を先行テストで比べたところ、CTRが約1.5倍、広告配信量は約2.1倍になったという。
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