CCCマーケティングがテレビCM枠を販売開始、「循環型のTVCMマーケティング」を提供

7000万人の購買データと45万人の視聴データを掛け合わせ、15秒CM単位のSAS方式で販売

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループでマーケティングソリューション事業のCCCマーケティングは、テレビCM枠の販売代理業を7月から始めた、と7月5日に発表した。7000万人超のT会員の購買データと、全国約45万人のテレビ視聴データを連携したマーケティングデータで、出稿プランニングからバイイング(販売代理)、効果検証まで一気通貫でかなう「循環型のTVCMマーケティング」を広告主や広告会社に提供する。

 

循環型のTVCMマーケティングの出稿プランニングで可能なセグメントは、購買経験者▽1歳刻みからの性別年代▽その他基本的なデモグラフィック(子持ち、自動車保有、世帯年収等)などで、広告主目線のセグメント設定ができる。評価指標は、リーチ率▽リーチ人口▽FQ(フリクエンシー)▽imp単価など。クロスメディア評価では、CCCマーケティングが展開する各種ソリューションメディアとセグメントや評価指標で連携できる。

バイイングの対象エリアとテレビ局は関東民放5局で、中京、関西エリアも拡大する。日付や時間を選び15秒1本単位で購入できる「SAS(Smart Ad Sales)」を採用し、T会員の購買トランザクションとテレビ視聴データをつなげた大規模なデータベースで放映後の購買行動を検証する。Tポイントの購買履歴データを基に「デジタル広告やテレビCM接触者が自社ブランド商品を実際に店舗で購買したかどうか」を可視化できる。

 

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